夜勤勤務のメリットとデメリット

時計と悩んでいる人の画像 福祉

こんにちは!

新社会人の皆さん、転職活動中の皆さん、

夜勤ってしたことないけど大丈夫かな、体調崩さないかな、起きていられるかな…など、初めてする方には不安がたくさんあると思います。

今日はそんな夜勤勤務がある職場への就職を考えている方に向けて、夜勤勤務のメリットとデメリットを障害者入所施設の元職員がそれぞれお伝えしていきます。

(※看護師などの勤務とは異なる場合があるのでご了承ください)。

朝から時間を有効に使える

夜勤勤務は夕方に始まり、次の日の早くて朝7時ごろ、遅くともお昼までには終わります。

そうすると、早い時間帯から自由に時間を使えます。優雅にモーニングを食べるもよし、ブランチをとるのも良し。遠くに遊びに行くのも良し。

夕方まで仕事をしている人に比べたら、自由な時間は多くなります。

夜勤明けの次の日に2連休などがあると、3連休のように感じることもでき、旅行や帰省などもしやすいでしょう。

夜勤手当がもらえる

施設によって金額は異なりますが、通常3000円から8000円ほどの手当がつきます。

例えば1回5000円だとして、月に4回夜勤があるとすると、合計20000円給料に加算されます。これはとてもおおきいですね。

無理に残業等をせずとも給料アップが望めますね。

仕事量がそこまで多くない

施設によって異なりますが、基本の仕事は、利用者がきちんと睡眠をとれているか、安全に過ごせているかを見守り確認することです。

日中勤務からの引継ぎを参考に、徘徊や自傷による事故やケガがないかどうか、様子が急変してはいないかどうかの確認が一番大切な仕事です。

他にも泄物等のトイレ介助、日誌や利用者ごとの記録を記入したりします。次の日に備えて着替えなどの準備をすることもあるでしょう。

起床までが夜勤者の仕事とするところもあれば、起床後の排泄介助や朝食介助の時間までを仕事とするところもあり施設によります。

日勤帯の時間帯に比べれば仕事量は少なく、合間をみて休憩なども取りやすいでしょう。

夜勤のデメリット3つ

睡眠リズムが崩れやすい

夜更かしが苦手な人、短時間睡眠が苦手な人にとっては、少し辛い勤務になるでしょう。

どんなに眠たくても、利用者の命がかかわっている仕事ですので、居眠りなどは許されません。

不規則な勤務形態にはなりますが、少しでも睡眠リズムを整える方法を紹介します。

以下、私や同僚が行っていた方法です。

(夜勤明けのあと仮眠をとる場合)夜勤明けの日は、なるべく日光を浴びずに自宅まで帰り、カーテンなども閉じたまま暗い部屋で過ごす。

朝日光を浴びることにより、体内リズムが整う、というのはよく聞く話ですね。

日光をしっかり浴びたあとに仮眠をとって、活動して、また夜睡眠…となると、体内リズムが整わず、眠たいのに寝られない、次の日がつらいといった状態になってしまいます。

日光をなるべく浴びないことにより、まだ夜だぞ、と脳に勘違いさせましょう。(笑)

(夜勤明けの後仮眠をとらない場合)夜勤の明けの日、予定を入れてしまいましょう。

1つ目と逆パターンです。おもいっきり体を動かすことにより、夜さらにぐっすりと眠ることができます。

この日は、少し早めに予定を切り上げ、夜は2,3時間ほど早めに寝るようにしましょう。

そうすることによって、よいリズムを取り戻せるでしょう。

夜勤中がどうしても眠たいという人は、夜勤前日になるべく遅寝遅起きをするのも有効です。朝早い時間帯に起きてしまうと、仕事中仮眠がとれる時間まで、長時間起きていないといけなくなるので、意識して寝る時間、起きる時間をずらすことも大切です。

職員人数が少ないため災害などが起きたときの不安

夜間の職員数は日中よりも少ないです。

そのため、地震・火事など災害が起きた際には、少ない人数で利用者の避難誘導、安全確保をしなければなりません。

自力で移動できない利用者の場合、付きっきりで避難をさせることになるので、人手が足りません。

日勤帯の避難訓練に加えて、夜間時の避難訓練なども研修で行うと思いますので、しっかり日頃からシミュレーションすることが大切です。

利用者の体調が急変したときなどもこれが言えます。どのように医療機関に連絡をつなぐのか、施設で決まっていると思いますので、事前に確認しておきましょう。

実際の仕事量は職場による

入社する前に、先輩スタッフに夜間はどのような仕事をするのか聞いてみるといいかもしれません。

忙しくないところだと、「そんなに忙しくないから大丈夫だよ。落ち着いているよ。」と教えてもらえるでしょう。

以上、夜勤勤務のメリットとデメリットについて3つずつ紹介しました。

これから夜勤がある職場に就職しようと考えている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

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